2013/11/06

Fusion での起動メニュー

さて、先の Fusion 6.0.2 で起動メニュー周りのことが書かれていたので一つ試してみた。

Fusion 6.0.2 にアップデート後、OS X をインストールした仮想マシンを起動、即座に Option を押しておいた。

Macの実機の場合、Optionを押して起動すると例の起動メニューが出てくる。

Fusion の場合、以下のブートメニューが出てきた。

Option を押しながら起動するとこのメニューが表示される 
先のメニューで BootManager を選ぶとこの画面になる

Fusion の仮想マシンにおける EFIの実装は VMwareオリジナルのため、Appleがおこなったようなグラフィカルな起動メニューという拡張ははいっていない。ただそれだと便利が悪いので実装したようだ。
(追記)なお、これは Fusion 6.0.1 でも動作する。別に 6.0.2 で新規という訳ではないようだ。


MountainLion や Mavericks のリカバリパーティションを起動する場合にはこれは便利だろう。

Fusion 6.0.2 release

11/5 (米国時間)に Fusion 6.0.2 がリリースされた。
メンテナンスリリースで、新機能は含まれないが様々な改善がなされている。

リリースノートはこちらにあるが、変更点は以下の模様。
  • メモリが不足している際に仮想マシンの起動に失敗する問題に対処
  • Windows 8.1 および WindowsServer 2012R2 の最終版の簡易インストールをサポート
  • Fusion の起動パフォーマンスの改善
  • いくつかの Linux で HGFS(ホストOSとゲストOSでのファイル共有)モジュールのビルドに失敗する問題に対処
  • OS X Mavericks サポートの強化
    • Finder タグに対応
    • OS X をゲストOSにした場合のドラッグ&ドロップの改善
    • メニューバーの取り扱いの改善
    • Unity モードでのマルチディスプレイの取り扱いの改善
    • OS X Mavericks をゲストOSにした場合のリカバリパーティションの取り扱いの改善
    • OS X をゲストOSに指定した場合の起動パーティションの選択の改善
    • リスタート後の仮想マシンのウィンドウ位置の復元の取り扱いの改善
    • "既存のPCをインポート"機能での、Mavericks のファイル共有機能との互換性の向上
  • 仮想マシンのインポートでの、Parallels Desktop 8 仮想マシンの検出の強化
  • 起動ボリュームが見つからない場合のメッセージの改善
  • 自動起動に指定していた仮想マシンの電源オンを止めた場合に生じる問題の修正
  • OS X をゲストOSとしてSATA仮想ディスクにインストールした場合に FileVault が有効にできるようになった
  • 特にゲストOSがBSOD(ブルースクリーン)やカーネルパニックの最中などに、仮想マシンの電源オフ中にハングする問題に対処
  • Ubuntu 13.10 で共有フォルダのカーネルモジュールがビルドできるように改善

朝一で適当に訳したので、少々間違いがあるかも知れないので原文も良く確認のこと。