メンテナンスリリースという事になっているが、アップデートしてからふとメニューを見ると、「仮想マシン」のメニューに「ファームウェアをパワーオン」という謎の項目が増えている。
Fusion 8.1 で増えたメニュー項目 |
Fusion 8.0 では存在しなかった |
これは何かというと、仮想マシンを起動したときにファームウェアの設定画面に強制的に切り替えるものだ。
ファームウェアをパワーオンで起動すると、この画面が確実に表示される |
.vmx ファイルに 「bios.forceSetupOnce = "TRUE"」を記入すれば同じく次回の起動に限りファームウェア設定に強制的に切り替える事ができたし、vSphereClient のGUIにはそのための設定項目が存在したが、Fusion では後で述べる 少々わかりにくい方法しかなかった。
今回の方法は分かりやすくかつ簡単であり、便利であるといえよう。
● 【参考】これまでの方法
起動ディスクにて Option キーを押すことで、「再起動」のボタンが「ファームウェアを再起動」に切り替わった。これは Fusion 8.0 でもそれ以前でも利用できる。
Option キーを押すと、「ファームウェアを再起動」のボタンに切り替わる |