VMware Fusion Professional の場合、環境設定にあるネットワークの設定にて、「無差別モードに入るには認証が必要です」のチェックを外すことで、仮想マシンが Promiscous Mode に入ろうとしたときに表示される認証を省くことができる。
ネットワークの設定 このパネルは Professional でのみ表示される |
チェックを外すと、警告が出るので「続ける」を押す |
しかし、たとえば ESXi をFusion 上の仮想マシンとして実行する場合、「そのネットワークからくる ESXi 上の仮想マシンのMACアドレスのパケットを受け取る」「そのネットワークに ESXi 上の仮想マシンのパケットを送り出す」という操作、つまりは仮想マシン自身以外のMACアドレスのパケットの読み書きが必要になり、無差別モードが必須となる。
毎回確認されるのも面倒な場合は、このチェックを外すのもいいだろう。
なお、チェックを「外す」事で、/Library/Preferences/VMware Fusion 以下に、 promiscAuthorized という空のファイルが作成される。
promiscAuthorized ファイルが存在する |
このため、ネットワークの設定パネルのない、通常の VMware Fusion でも以下のコマンドで無差別モード時の認証をなくすことができる。
sudo touch "/Library/Preferences/VMware Fusion/promiscAuthorized"
パスが空白を含むので、ダブルクォートでくくるのを忘れないこと。