2017/10/20

Flash 27.0.0.170 で WebClient がクラッシュする

普段使ってない vSphere 6.5 の vCenterServer アクセス、WebClient を使おうとした時に、ブラウザ内で「プラグインがクラッシュしました」などと表示され WebClient がいつまでもあがってこず難儀してしまったのでメモ。

これは、WebClient 側の問題で、VMware の KB (2151945) にも記載がある。
残念ながら現時点では解決策はない。ワークアラウンドとしては
  • Flashプラグインのβ版を導入する
  • 前のバージョンの Flash プラグインに無理矢理ダウングレードする
  • HTML5の vSphere Client ないしは C# の vSphere Client を使う
の三つだ。正直どの対応もいかがなものかと思うのだが、vSphere 6.5 の場合これまで使っていた Windows アプリ(C#) の vSphere Client も使えないし、HTML5版はまだばまだメインで使うには辛いのでダウングレードを試してみた。

macOS の Macbook Pro のため、
  1. Adobe のサイトから Flash のアンインストーラをダウンロード、実行
  2. こちらのサイトから 27.0.0.159 の Flashプラグインをダウンロード、インストール
  3. システム環境設定の Flash Playerペインから Flash の自動アップアップデートを禁止
という手順になった。
なお、1. のアンインストーラーは PPAPI の Flash も NPAPI の Flash もどちらも消してしまうので要注意だ。また、上記にリンクされている 27.0.0.159 の Flashプラグインは各OS版がまとめて入っているので少々大きい。使うのは「27_0_r0_159」フォルダのなかの「flashplayer27_0r0_159_mac.dmg」と「flashplayer27_0r0_159_macpep.dmg」だけだ。flashplayer27_0r0_159_mac.dmg が NPAPI 版のプラグインで、flashplayer27_0r0_159_macpep.dmg が PPAPI 版プラグインだ。

NPAPI はもはや Firefox しか使ってない古いインターフェイスのもので、PPAPI は Chrome および Safari が使っているより新しいインターフェイスになる。

私は Chrome を使っていないのと、普段使いの Safari と WebClient へのアクセス用のFirefox を分けていたのもあり、NPAPI 版の「flashplayer27_0r0_159_mac.dmg」飲みをインストールした。

結果、WebClient が使えるようになったが、Flash の利用には制限をかけておいた方がいいのかも知れない。