しかし、実際に試すとこれがなかなかうまくいかない。VMware の提供する EFIの BootManager が表示されてしまう。もっと確実に起動できる手順はないか、ということで行ったのが次の方法だ。
まず、EFI の BootManager を表示させる。これは、Command-R を押しながら起動して失敗した場合でもいいし、「ファームウェアをパワーオン」を使ってもいい。
ここで、「Enter Setup」を選択する
次の画面で「Configure Boot Option」を選択する
さらに、「Add Boot Option」を選択する
3番目に「Recovery HD」があるはずなので、これを選択する。
なお、OS X をインストールすると三つのパーティションが作られる。一つが EFI システム領域、一つが OS X そのもののインストール領域、そして最後が Recovery HD だ。
選択したパーティション内のファイル一覧が表示される。
ここでは、<com.apple.recovery.boot> フォルダを選択
し、その中の「boot.efi」を選択する。
boot.efi を使った起動の設定画面が表示されるので、「Input the description」を選択、この設定の名前を入力する。ここでは、「Recovery HD」とした。
その後、下の Commit changes and exit を選択し、元のメニューに戻る。
さらに、Exit the Boot Maintenance Manager を選択、元の起動メニューに戻る。
すると、先ほど作った「Recovery HD」がメニューに増えているのでこれを選択する。
後は起動を待つだけだ。
起動に時間がかかるので待つべし |
起動してしまえば、実機のリカバリモードと同じように使用できる。
なお、二度目からはメニューに登録されているので、単に「ファームウェアをパワーオン」を選択、Recovery HD を選ぶだけになる。